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拒食症の原因と母親 [拒食症の原因と母親]

拒食症の原因と母親というタイトルで、記事を書きたいと思います。

拒食症という症状があります。わたし自身も摂食障害を克服してきた経験を持っていますから、この拒食症の大変さは身に沁みて痛感しています。

この、拒食症の原因となるものは、色々とあると言われていますが、その中でも、母親との関係が原因となっているとも言われています。そのあたり、見ていきたいと思います。

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まずは、拒食症について簡単にご説明をしておきましょう。

拒食症は、ダイエットがきっかけや原因となって発症することが多いと言われています。専門用語で言えば、神経性無食欲症といいますが、病的に痩せて細っていく、精神疾患であると定義されている症状です。

拒食症は、若い世代に多く発症すると言われていて、その原因のひとつは、本人の、体に対するイメージが、極端なために、普通の体型であったとしても、自分は太っていると思い込み、食べることを拒否し、体重がどんどん減っていくというものです。

心にストレスが大きくかかることが、拒食症の原因のひとつであると言われていますが、精神分析医の「ヒルデ・ブレック」によると、拒食症だけではなく、過食症も含めて、摂食障害について、食欲の病気ではなく、人からどう見られるかという自尊心の病理であると指摘がされています。

この拒食症は、日本では、源氏物語からうかがい知ることが出来る、昔からある病だと言われています。源氏物語の第三部「宇治十帖」で、夭折する宇治の大君が、この拒食症を患って、衰弱死してしまう場面が描かれています。

拒食症の死亡率は、6~10%と言われていて、そのうち、栄養不足などの障害が原因となって亡くなってしまう人は1/2、自殺によって亡くなる人は1/4、亡くなる人は病院にかかっていない、もしくは途中で治療を中断したケースが多いと言われています。

1990年、厚生労働省特定疾患・神経性無食欲症研究班が出した、拒食症の診断基準

● 標準体重よりもマイナス20%以上痩せている(これは一応の目安であり、他の条項を満たしていてれば、初期のケースでは20%を満たしていなくてもいい)。

● 食行動の異常(食べないだけではなく、大食いや隠れ食いなどもみられる)

● 体重や体型に関する歪んだ認識(痩せているのに太っていると感じたり、太ることに対して極端に恐怖心を感じるなど)

● 発症年齢は30歳以下

● 女性の場合は無月経

● 痩せる原因として器質性疾患がない(器質性疾患とは、MRIや胃カメラなどに明らかに異常を示す病気のことをいいます)

この、拒食症期間中、むちゃ食いをして代償行為をする人と、むちゃ食いは起らない人とに分かれるようです。
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拒食症になって低栄養状態となると、身体のあらゆる部分に悪影響を及ぼします。身体は、拒食症になった状態でも、なんとか生きようとして、できるだけエネルギーや熱を使わないように働き始めます。

拒食症になると低体温となり、脈もゆっくりとなり、血圧も低くなって、女性ホルモンも低下します。その他の症状は以下に書き出しておきます。

◎ 生理が止まる◎ 骨粗しょう症◎ 心臓や脳の萎縮◎ 貧血◎ 腸閉塞◎ 浮腫◎ 腹部膨張◎ 低血糖◎ 低カリウム血症◎ 味覚障害◎ 肌や髪の毛の異常

この拒食症が増え始めたのは、13世紀頃だと言われています。19世紀頃までは、一般的に病気だという扱いはされていませんでした。富裕層や貴族出身の少女たちが、親の決めた結婚から逃れるために、宗教的な救いを求めた結果、拒食症となったという記録なども残されています。

先ほど書いた源氏物語の姫君も、結婚がらみの悟りが原因となって、拒食症となったと言われています。

19世紀以降、この拒食症は、英米仏の中産階級の女性の間で大流行したのですが、この拒食症の原因は、当時の家父長制度によって抑圧されて、出口を失った女性の生のエネルギーが、自己破滅に向かったものだという見方もされていて、現代社会では、痩せている=女性美という捉えられ方が、拒食症を増やしている原因と言われています。

激痩せしたいと望む女性も多いと言われています。ダイエットなどを意識している人も多く、拒食症のきっかっけや原因が、ダイエットからという話はよく見聞きするものです。

さて、この拒食症の原因と母親との関係について、ここから見ていきたいと思います。

現代では、働く女性が増えていますが、少し前の社会では、女性として生きている場合、かなり選択肢は狭いものでもありました。多くのことを抑圧されながら子育てをしてきた母親は、子供に自分の叶えられなかった欲望を託していく傾向が強いと、精神分析などもされています。

そして、母親に娘がいた場合、その娘に同じ道を歩んでほしくないと願う気持ちから、拒食症になってしまう娘を持つ母親は、娘に対して過干渉になりやすいと言われています。

これは、先ほど書いたように、もう何百年も前から指摘されてきた事実でもあり、親からの結婚の強要を拒み、拒食症となっていった娘たちが象徴しているように、現代社会では、現在、女性の生き方が多様化している過度期であるゆえに、母親と娘の葛藤が原因で拒食症となってしまうという問題が、浮上しやすくなっているという指摘もあります。

母親の過干渉がひどく、それらが原因となって拒食症となる人がいる一方で、うつ病となったり、母親を強く拒否する女性もいると言われています。母親と娘の関係は、母親と息子の関係とは大きく異なり、同性同士であるがゆえに、母親は娘に対して、自己投影をしやすいとも言われていて、これらのことなどが深く関わることが原因となって、拒食症という症状で、拒否反応を示しているとも言えるようです。

わたし自身は、母親の死後、気が付くと拒食症となっていて、合併するようにうつ病やパニック障害、過食症など、症状が広がっていった経験からも、母親との関係が、原因としてまったく関係がないとは言い切れないことは、自分の人生を通して理解してきています。

ただ、だから母親が悪いとか、原因であるいう話ではないということは、強く強調しておきます。誰が悪いというものではなく、現代社会は、女性の生き方が多様化していっているため、問題が出てきやすい社会状況なども関係し、母親との葛藤などが、見えやすくなったということでもあるということです。

母親にとって、これまでは、女性として生きるというよりも、本人の望む望まないに関わらず、女性の生(生き方)を抑圧されるような社会制度や、いわゆる常識などが強かったため、その姿を見て育っていった女性が、自分の中に投影している母親と、同じ生き方を望みたくないという強い葛藤や思いから、拒食症という症状を出しながら、もがいていると捉えると、食べないこと、体型(母親の姿)に対する歪んだ考え方などが、深く関連していき、他の病気ではなく、拒食症という病気を作り出していったと考える事もできます。

拒食症を含めた摂食障害になる人は、いい子として育った人が多いと言われています。母親にとっては手のかからないいい子で、母親は、その子がいい子であるため、構う中で、母親自身の価値観を押し付けるように育ててしまう場合も多いと指摘されています。

そのため、拒食症を発症する人は、自分の思いを無視されてしまうように育つことが多く、痩せていくことで、その苦しみを表現しているとも捉えられると言われています。

その逆に、あまり母親に構ってもらえなかった人も、拒食症を発症するケースが多いと言われています。そのため、拒食症などの摂食障害を発症する人は、母親の愛情を欲している、自分を理解してほしいという心の状態が現れたものが原因となり、拒食症となっているとも指摘されています。

母親による、娘への過干渉が原因となって拒食症を発症する人がいることは、先程も書いています。

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これは、かなり多くの根深い問題として、様々な角度から研究もされているようです。実は、子供による親殺しなど、父親よりも、母親に手をかける人は少ないと言われています。母親に手を下すのは難しいと言われる原因は、子供がその母親の身体から生まれ出てきたからであり、それらのことが根深く関係していて、母親と娘の関係は、泥沼化しやすいものであると指摘している専門家もいます。

もちろん、すべての母親と娘の関係がそうなるというわけではありません。しかし、一度問題がこじれてしまうと、錯綜(複雑に入り組んだ)した愛憎関係の温床になるとも指摘されており、単純に解きほぐせない感情がからみ合ってしまうという、独特の困難さがあるとも鋭く指摘されています。

この、母親と子供の関係は、拒食症の原因だけではなく、引きこもりなどの原因にも強く関係していると指摘する専門家もいます。元々肉親の関係は、どうしても複雑な感情が絡み合うものですが、その傾向が一番強いのが、母親と娘の関係であると言われています。

これと対称的に、父親と娘の関係は単純だと言われています。息子と母親の関係が単純であると言われるように、父親と娘の関係は、徹底した強い嫌悪感を持つか、極端に愛着を持つかであると言われています。

これは、父親が母親に比べて、人工的な存在であるからだと言われていて、そのため、父と子供の関係は比較的単純なものになりがちであると言われています。これもまた、ケースによるとは思われます。

これはわたしの経験であり、わたしの周囲にいた、拒食症を含めて摂食障害を患っていた人に共通していたものなのですが、母親が父親に虐げられる状況の中で育っていた、という問題を抱えているケースも多くあります。

そんな母親を見て、母親が幸せでない=自分を生み出した人が幸せでないとすれば、自分はどのように幸せになればいいのか分からない。という思いが、成長していく中で、その先の人生を創造していくうえで、上手く見いだせないため、なんらかの症状を出すことで、いい子であった自分を追い込み、苦しめ、周囲を映し出す鏡の役割として表現していると捉えることも出来ると言えますが、拒食症の原因や母親との関係は、人によって様々です、一概にこうだと言い切れるものではないでしょうが、原因のひとつとなることも、大いに有り得る話であると言えるのではないでしょうか?

拒食症などの症状ではなく、例えば子供の非行や、異性との不適切な付き合いが、母親が原因でもあり、無意識に子供をコントロールしている状態が、引き起こしているものでもあると指摘している専門家もいます。

そのような状態の親子関係で、専門家が母親に対して「まずはお母さんが娘さんの生き方を、コントロールすることをやめてみてはいかがでしょうか?」と問いかけると、母親は激怒したという話しがありますが、このような臨床現場での経験から、専門医は、母親の支配力がいかに強力であるかを学んだと話しているのですが、これは、各々が実感するところでもあるのかもしれません。

拒食症などの症状の原因は、実は母親に対して、子供が抗議しているとも捉えられると言われています。

お互いに共依存しあっている関係を、無意識に抱え込んでいるケースも多いと言われる母親と娘の関係ですが、それゆえに、逆に不満を感じ続けているケースも多いようです。

先ほど書いた、精神分析医の「ヒルデ・ブルック」は、実は摂食障害などになる人の家庭は、崩壊している家庭は少ないと指摘しています。中流以上の生活をし、母親も子供に対して深い愛情を持って子育てをしていると思い込んでいると言われていて、見かけ上では平和的な親子関係などの裏に、実は強い緊張を秘めていることがよくあると指摘しています。

母親は、自信を持って子育てをしており、子供は、母親からコントロールされすぎていると感じているのですが、母親のほうはそれに全く気づかないのです。

それどころか、自分はこんなにも子供のことを考えているのにと、自分の思いを押し付けていることに気づいてもいないと言われていて、子供は、母親の期待や拘束で自由を奪われていると感じているのだけれど、いい子であるために、それを表現できず、結果拒食症などを発症してしまうのです。

しかし、先程も書いたように、母親が悪いという話ではありません。ある摂食障害を克服した患者は、克服後に、母親に囲い込まれていた自分を作ったのは、実は自分であったということに、深いところから気付かされていったと言っています。

家庭の中で母親と子供の関係は、一緒に生きる中で一定の行動パターンが出来上がってしまうことがあります。子供は、自分の思いを抑え、両親の、期待や満足を満たすために行動するようになります。これらはなんの不思議も感じられないかもしれませんが、よく見てみると不自然です。

本来、一人ひとりに個性があるのは当たり前な話ですが、この子供は、自分を抑えこんで、親の思う通りの人物を演じているわけです。いつか苦しくなっていくのは、当然といえば当然の話です。

ブルックの指摘の中に、拒食症を含む摂食障害患者の家族は、それぞれに自己中心的でありながら、お互いの結びつきが強く、思考や感情を共有する傾向が強いというものがあります。

この問題は、お互いが、相手の考えていることを全部理解しているかのように振る舞い、本人が「違う」と、どんなに言ったとしても、自分の推測や理解を相手に押し付けようとするのです。
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もちろん、これらの傾向は、拒食症などの摂食障害の家族に限ったものではありません。母親との確執の中に、「うちの娘はこうだから」「うちの母親はああいう人だから」という決めつけや、間違った理解がたびたび見られると言われています。

最終的には、母親のほうが力が強いため、支配的であるのですが、お互いに誤解や感情を押し付けあうことで、これらの関係はさらに複雑さを増していきます。これらの感情的な同一化は、同性同士で一番強く、深いレベルで起こると言われているため、このような関係は、父親との関係においては、めったに見られないと言われています。

父と息子の関係は、単純な対立関係や権力闘争になりやすく、父は息子を押さえ込もうとし、息子はそれに反発するか、しぶしぶ従うかとなりやすいのですが、母と娘は共感と思いやりによる支配という、複雑な状態となっていて、母親は「あなたのためを思っているの」と、大義名分を掲げながら、実際にはジリジリと自分の願望を押し付けようとすると言われています。

拒食症となる人の、心のなかにあるものや原因は、人それぞれでしょう。母親が原因となる場合もあるでしょうし、違う場合もあるでしょう。

ただ、どうしても、子供は自分のものだという意識を強く持ってしまいがちなのも、否めない現実です。そして、最近でこそ、随分と、子供は子供であるという認識が広がっていますが、まだまだ親子関係などは、根深いものが眠っているのもまた現実です。

個人心理学を提唱している、アルフレッド・アドラーは、多くの心理的病理の問題の根っこにあると言われているトラウマ説を否定しています。

トラウマとは、心的外傷のことを言いますが、精神的、肉体的なショックを受けた人が、そのことが原因となって心に傷を抱えてしまうというものです。

もしこれが真理であるとすれば、世の中には、これだけでは説明のつかない事例は数多くありますから、間違いではないにせよ、ひとつの原因であり、可能性の話であると捉えれば、話は通りやすくなります。

これと同じことで、拒食症の原因が母親との関係によるものである場合もあるでしょうし、そうでない場合もあり、仮に母親との関係において、拒食症を発症したとしたら、そこにはお互いの誤解や勘違いも潜んでいるというものも視野に入れながら、ご自身で納得いくものを選択されることが大切であると、経験者としてはそう思います。

わたしにとっての拒食症とは、わたしの人生を見直していくきっかけであった、そう捉えていますので、生きる中で、被害者意識だとか加害者意識を持つのではなく、皆がより良くなるための経験であると前向きに捉えていくことも、大事な選択肢であると考えられますね。

世の中には様々な考え方があるということでもありますね!拒食症の原因と母親、いかがでしたか?

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます!

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