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強迫性障害の治し方 [強迫性障害の治し方]

強迫性障害の治し方というタイトルで、記事を書きたいと思います。

強迫性障害は、精神疾患(心の病)の一つです。20歳前後の青年期に発症する場合が多いようですが、幼少期や壮年期に発症する場合もあります。強迫症状による不安障害で、強迫神経症とも言います。

強迫性障害の症状は、自分でもバカバカしいと思うような考えが頭から離れず、突き動かされるように、何度も同じことを繰り返すなど、本人がやめようと思ってもやめられない、苦しい状態であり、不安を打ち消そうとして、無意味な行為を繰り返す強迫行為です。

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例えば、手を洗った後なのに汚れが気になる、戸締りを何度も確認してしまうなどは、日常で普通にありますが、強迫性障害の症状は、それが習慣性を伴って、どんどんエスカレートして、日常生活に支障をきたすほどの状態となってしまいます。

日本では、この症状は、成人の40人に1人の割合で見られるといわれており、その発症年齢は早く、多くは先程も書いたように19歳~20歳くらいですが、成人患者の30パーセントから50パーセントは、小児期や青年期に症状が出始めていると分かっています。

強迫症状は、強迫観念と、強迫行為からなり、両方が存在しないと、強迫性障害だと診断はされませんが、治し方の方法もあります。強迫観念とは、何度も繰り返し思い浮かんでくる、特定の考えやイメージ、衝動などです。本人にとっても、不合理で不愉快なものである場合が多く、バカバカしいと思っても、なかなか頭から離れません。強迫観念の特徴は、次のようなものです。

● 繰り返し、唐突に頭に浮かんでくる

● 不快だったり、不安を掻き立てられるなど、受け入れ難い内容である

● 普段は考えないような内容で、違和感がある

● 本人は、その考えを振り払おうと抵抗を試みる

● コントロールが困難である

強迫行為は、ストレスなどが原因で悪化する場合も多いようで、強迫性障害は、受験、進学、就職、結婚、妊娠、出産、育児、家事、交通事故などが発症するきっかけとも言われているようです。

また、特別なきっかけがあったわけでもなく、徐々に強迫性障害を発症していくケースも珍しくはないようです。この場合は、日々のストレスが蓄積されていると考えられていて、そのストレスの原因は、人間関係の苦労であったり、悪いニュースや情報であったり、挫折、疲労、失敗、心身の不調など、さまざまなケースが考えられています。

これらのきっかけやストレスは、それだけが、強迫性障害の発症の原因であるとはいえませんが、特定の性格特徴や、強迫性障害の遺伝負因などの、もともと備わっている要因と合わさって発症すると考えられています。

強迫性障害になりやすい人は、性格に一定の傾向があると言われているようです。強迫性障害を、世界的に研究している機関(OCCWG)が次の6つの特徴を提唱しています。

● 完璧主義(何事にも完璧を求めます)

● 脅威の過大評価(小さな心配を、重大に受け止めます)

● 責任の過大評価(必要以上に、自分の責任を感じます)

● あいまいさへの不耐性(あいまいなことには、耐えられません)

● 思考の意味の過大評価(悪いことを考えていると、本当にそうなる確率が高くなると思い込みます)

● 思考のコントロールへの思い込み(自分の考えや感情を、常にコントロールしたがります)
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これらの特徴などは、誰にでも備わっています、そして、強迫性障害は、性格だけで発症するものではありません。この、強迫性障害の特徴を生かして、社会で活躍している人も多くいますし、治し方もあります。

発症する場合は、なんらかのきっかけを通して、性格特徴が強い不安を生み、強迫性障害の悪循環に陥ってしまうと考えられているようです。

この、強迫性障害の患者の特徴は、ほかの精神的病と違って、本人が病気を自覚しているというものです。これはびっくりしますね。うつ病などは、本人に自覚がない場合が多くありますから、同じ精神疾患でも、さまざまなタイプがあるとは興味深いですね。

本人も自覚しているのに、治し方が分からないというのが、強迫性障害の特徴でもあります。

重症患者を除いて、社会生活に支障のない患者は、外では他人に病気であることを気づかれないように、本人がこだわっている儀式なども、人前では我慢して行わないようにしたり、病気のことを隠し通す傾向が見られるようです。そして、他人に見られる心配のない家の中で、症状を隠さずあらわにし、儀式行為を、本人の気が済むまで行うケースが多いと言われています。

強迫性障害は、脳の機能障害が関連しており、前頭前野や帯状回など、複数の要因が関連して起きるようです。しかし、発症に至る完全な理由は、さまざまな精神疾患同様に、分かっていません。近年、強迫性障害は、脳内部の、科学的な働きの不具合によるものと、心理的な要因または、体質などが複雑に関係して発症するのではないかと考えられています。

強迫性障害と前頭前野.jpg
強迫性障害と帯状回.jpg


強迫性障害の患者は、心の中に生じる強迫観念や、強迫行為に気づいていても、自分から人に相談しようとせず、症状を恥じて隠そうとする傾向があります。ですから、治療を受けず、一人で苦しんでいるケースも少なくはないようです。一人で誰にも相談できず抱え込むのは、本人にとって、とても辛いことでしょうが、それ以上に、人に知られることに対する羞恥心のほうが強いのは、とても悲しい現実でもありますね。

もっとオープンに、さまざまなことを開放できる社会であれば、このように、一人で苦しむ必要もないのでしょうが、まだまだ、社会にとっても、発症する人達にとっても、人間の成長となる課題は多く残っているようですね。

ここで、強迫性障害の治し方を見てみる前に、強迫性障害の診断に役立つ質問例を見てみましょう。

[強迫性障害の診断に役立つ質問例]

1 どういったものを汚いと思いますか?どんなときに出ますか?

2 どのような「確認」の症状が出ますか?どんな時に出ますか?

3 繰り返し浮かんでくる考えや行為で、なにか困っていることはありますか?

4 ひとつひとつの行為をやり終えるのに、長い時間がかかりますか?

5 順序正しいことや、左右対称にとらわれすぎていませんか?

6 自分の行動を馬鹿げていると思いますか?など

強迫性障害の治し方に入るときに、このような、代表的な質問や、さまざまな質問を患者に投げかけて、具体的な治療方針を立て、治し方を模索していくそうです。

強迫行為は、脳炎、脳血管障害、てんかんなどの、脳器質性疾患でもしばしば見られらます。これらの病気が疑われる場合は、血液や髄液などの検査、頭部CT、MRIなどの画像検査や、脳波検査などを行います。
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さて、ここからは強迫性障害の治し方についてみていきましょう。

治し方としては「薬物療法」と「認知行動療法」の2つを中心に行われているようです。

強迫神経症の治し方として使われる薬物ですが、確かに、治し方としては効果があるようですが、その薬の副作用や離脱症状、依存などで悩まれる人も少なくありません。

また、強迫性障害の治し方として、薬を選択し服用しても、まったく効かない人もいるようです。

薬での治し方として、どのような薬を使っていくか見てみましょう。

強迫性障害の症状である、強迫観念は、本人の意思を超えて頭に繰り返し浮かぶため、コントロール出来ません。治し方としては、この強迫観念を軽減する薬を使ってコントロールをします。

強迫性障害の原因として、脳内の神経伝達物質であるセロトニンなどの、機能異常によって引き起こされると考えられているので、治し方としては、このセロトニンの異常を、調整する薬を使うようです。

その他、強迫性障害の治し方として使われる薬は、三環系抗うつ薬や、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、抗不安剤などが使われています。

現場での治し方としては、基本的にSSRIが用いられますが、SSRIは脳内神経伝達物質のうち、セロトニン系のものだけに作用し、正常に近い状態に整える働きがあります。

SSRIを継続して使っても効果がみられない場合は、治し方を変えるため、三環系抗うつ薬の、塩酸クロミプラミンを合わせて処方されるようです。

SSRIには即効性がないため、しばらく服用を続けることで、次第に効果を感じられるようになるようです。強迫性障害の治し方で使用される、SSRIは、服用開始後は、吐き気の副作用が現れやすく、この副作用は、飲み続けることで軽減されると言われているようです。強迫性障害の治し方として、薬物療法を選択した場合、薬は1~2年は継続して飲み続ける必要があるそうです。

薬の服用によって症状が改善したからといって、早期に服用をやめてしまうと、症状が再び現れたり、逆に悪化してしまうこともありますので、薬物療法の場合は、主治医の力を借りながら、判断していく姿勢が大切となります。

強迫性障害の治し方として、薬物療法を選択したとしても、どうやら投薬によって、強迫観念を軽減させられたとしても、薬だけで治療を行うのは限界もあるようです。

薬物療法によって、症状が軽減されたら、行動療法や、認知行動療法を加えて、治療を進めていく必要があるようです。

強迫性障害の治し方として、薬を使わない治し方を選択する方法もあるようです。次はそちらを見てみましょう。

治し方として、効果が高いとされているのが、認知行動療法です。

認知行動療法とは、日常生活の中で生じる、さまざまな問題に対して、患者がどのように考え、行動し、あるいは感情や身体がどのように反応するのかを把握して、治し方としてどのように対処するのかを考え、現実的に判断して、柔軟に行動することを促す治療方法です。

一般的なものとしては、暴露反応妨害法というものがあります。この療法では、患者に強迫観念や、不安感を引き起こす状況や人物に、あえて直面させて刺激を与えるという治し方です。まずは、軽い刺激から始めて、段階的に刺激を強めていき、徐々に慣らしていくというものです。挑発的な刺激に直面しても、不合理な行為に繋げないように努力するなどで、患者の不快感や不安は次第に薄れていきます。そして「強迫行為」は不要であると、患者自身が自覚するようになるという治し方です。この治療法は、患者自身の高いモチベーションと、患者の治療を行う側との信頼関係が、とても大切になってきます。

これを客観的に眺めてみると、子供の頃から育つ中で、見てきた周囲の人たちの、起こった出来事に対する反応を素直に学んでしまった人ほど、この症状を出しやすい傾向があるのではと考えられますね。誰が悪いというものではなく、環境から学んでしまった姿勢が、本人の中で、無意識に繰り返されてしまっているだけで、その認知ややり方などは、必要ないと自覚し、楽になっていくのであれば、この認知行動療法などは、とてもいい治し方であると思います。

NLP療法というものもありますが、本人の中にある、認知の歪みを整えて、症状の治し方に繋げていこうという考え方は、とてもわかりやすいものだと思います。
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こういった場合の患者に、薬が効かないのは納得のいく話でもあります。この場合では、症状が起こっている理由などが、脳の機能障害ではなく、患者が周囲から学んできたもの=本人の中にある認知の歪みなどが原因であるのだから、これは薬ではなく認知を変えていくほうが、治し方としては効果的であり、理にかなったものでもあります。

だからこそ、先程書いたように、患者本人の、治そうとするモチベーションの高さが必要とされ、治療する側との信頼関係がとても大切になるのも、とても深く頷ける話でもあります。

認知行動療法の、一般的な治療法である暴露反応妨害法は、病院だけでは効果が不十分だそうで、治し方として採用する場合、家庭でも実施する必要があるそうです。先程書いたようなことが関係しているのなら、これは家庭でも日々、家族のサポートも受けながら、家族全員が揃って進めていく必要がありそうです。

先程も書きましたが、誰が悪いというわけではなく、誰にでも、本人が気づかない癖があるように、各家庭の中でも、そのような癖が身についていて、本人たちにも自覚がないことで、発症する家族が存在するのですから、家庭でのトレーニングは、さまざまな面で、多くの改善につながっていくようですね。治し方として、とてもシンプルでわかりやすいと思います。

その他に、強迫性障害の治し方として、患者さんの悩みや不安をよく聴いてあげて、それを軽減しようとする支持的精神療法、患者があるがままの自分を受け入れていきながら、不安を克服させようとする森田療法、患者の心に浮かんだ連想から病気を分析していく精神分析療法などがあります。

強迫性障害の治し方としては、この病気を正しく理解する姿勢がまず大切となります。家族の方たちが、治し方に積極的に参加していただくことも、もちろん大切な要素となりますが、その他の家族の役割として、先程も書きましたが、病気のことを理解し、本人の性格の弱さを責めたりせず、応援し、治療の手助けはしても、強迫行為自体は手伝わない、日常生活のリズムをサポートし、気長に応援して、患者が少しでも余裕が持てるように努めていただければと思います。

やめたいのに、やめられない (強迫性障害は自分で治せる)

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  • 作者: 岡嶋 美代
  • 出版社/メーカー: マキノ出版
  • 発売日: 2013/09/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



精神疾患であるとされる人が、増え続けている現代社会ですが、強迫神経症などの症状を出す人が増えることによって、実は社会の歪みの治し方を、その人たちが教えてくれていると捉えられたら、またなにか、可能性が広がっていき、世の中もきっと、素敵な場所へと変化していけるのではないでしょうか。

一人でも楽になる方が増えることを願って、記事を書き終えたいと思います。

以上強迫性障害の治し方についてまとめてみました、お役に立てれば幸いと思います




















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